開田庵

開田庵

■所在地佐賀市東与賀町大字飯盛1212番地
■年代近世
■登録ID1227

【名称(山号)】百丈山 開田庵
【宗派】曹洞宗禅宗
【本寺】龍泰寺(佐賀市赤松町)
【創立年代】享保2年(1717)龍泰寺の末寺として創立する。
【開基】
前住開山 怒芳和尚
法地開山 峰月圓澄大和尚(元禄4年8月14日入寂)
【沿革】
享保2年下飯盛の富吉梅作の先祖である富吉千右エ門が、怒芳和尚(坊主)を連れてきて、この土地に草庵をこしらえた。
その頃下飯盛の御厨新一宅南に浄正寺という寺院があったが、火災に遭い復旧ができなかった。仕方なく前記の草庵に合併した。本寺も享保年間以後の者しか過去帳はない。
その後8代続いて、佐賀市龍泰寺11世の弟子法地開山峰月圓澄大和尚(元禄4年8月14日入寂)が寺の格好を作り、これから開田庵と名称した。
十一面観世音菩薩は木製の金箔。昭和10年5月4日火災にあい本堂・庫裡等全焼した。
【宝物・文化財・世代墓所等について】
世代墓地は本堂の南側にある。宝物・文化財等なし。
檀徒戸数 80戸

出典:東与賀町史p1144

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