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■所在地佐賀市三瀬村 ■登録ID1296
秋の彼岸の中日の夜行われる。新しくはらんだ稲穂から、緑色のやわらかい米をとってこれを炒り、みずみずしいヒラゴメ(平たい米)に仕上げて、野菜の手料理などといっしょに、1軒の家(当番の家)に持ち寄り、神仏に供えて「おこもり」をし、収穫の報告と除災を祈るのである。集まる人は茶講内の年寄りや女子どもが多い。よもやまの世間話や昔話に花を咲かせながら、持ち寄ったヒラゴメや手料理で会食する。
出典:三瀬村史p647