石灯籠

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■所在地佐賀市西与賀町高太郎
■年代無し
■登録ID149

石灯籠は仏教とともに、中国を発祥の地として朝鮮に入りわが国に伝来したものである。やがてそれが神社にも及び我々の信仰や生活に欠くことのできない存在となったものである。当初は仏堂や社殿の前に1基だけ設けられたものがやがて一対になり今日見るようになった。
室町時代末期から茶庭にも取り入れられるようになり変形のものが珍重されるようになった。近世以降は一般の家庭の庭園にも設けられるようになった。
灯籠の構成を見ると上から宝珠、笠、火袋、中台、竿、基礎、基壇からなっている。

出典:西与賀の歴史とその周辺p54