日子神社の正一位松ノ森稲荷神社

  1. 神社仏閣
  2. 神社
  3. 検索結果
  4. 日子神社の正一位松ノ森稲荷神社

日子神社の正一位松ノ森稲荷神社

  • 日子神社の正一位松ノ森稲荷神社
  • 日子神社の正一位松ノ森稲荷神社
  • 日子神社の正一位松ノ森稲荷神社

■所在地佐賀市神園5丁目7-20(八戸溝公民館内)
■登録ID1673

朱塗りの社殿と鳥居は木造建立で、石祀がないため年代、建立者は不詳である。
拝殿の中には布に包んだ神霊と白狐の像が祀られている。年代は相当古く参拝者が毎日絶えない。木造のため、昭和53年4月信者一同によって鳥居などが改築されている。
銘文 額束:正一位松ノ森稲荷大明神
稲荷神の民間信仰は全国的であり、本来は稲の神様のことである。いわゆる「稲荷」とは、「稲生(いななり)」からきたという説である。そして、穀物の神で食物を司る神のことである。その神の原点は、インドの神ダキニシンが、本地仏と信じられ、仏教を守護する善神として受け入れられた。(もとは悪神)ダキニシンが乗っているのが白狐で、日本では俗言として、狐を神秘的な霊力を有する神聖な動物と言う信仰があった。これが、稲荷と白狐の結びつきと思われる。
稲荷神の民間信仰は全国的であり、今まで災いを除き福を授ける開運の神として江戸時代の頃から今日まで個人の自宅に祀られている。
また、狐にまつわる面白い話がある。稲荷社の正殿には狐像を安置してあり、狐が大好きな油揚とか、生魚、生卵を供える風習がある。油揚に包んだ鮨を稲荷鮨とかお稲荷さんと呼んでいるのも面白い。
境内には2塔の稲荷社(森山稲荷、石森 正一位稲荷大明神 勝軍)と整形水盤が奉納されている。

出典:八戸溝の石造文化

地図