大神宮祭

大神宮祭

■所在地佐賀市西与賀町今津下
■登録ID184

(2月)
若宮社に合祀されている大神宮は、伊勢に鎮座する皇大神宮を尊敬する人々によって構成された講組織で、伊勢講ともいう。
伊勢に参拝するには多額の費用と長い年月を必要とする。そこで講を組織しそれによって費用を捻出し、代表として伊勢参宮をし、分神を持ち帰って祀る。大きな自然石に次のような銘が刻まれている。「天照皇太神宮 寛文11年(1671)」
大神宮の碑石に藁で編んだしめ縄を飾り鯛、塩、大根、神酒を供える。当日神官は早朝訪れ氏子にお祓いをし、町民の災難避け等の祝詞をあげる。それが終わると代表が玉串奉奠に移りその後参拝者は神酒とおなますをいただき健康と家内安全を祈る。

出典:ワークショップ

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