屋形所

屋形所

■所在地佐賀市大和町
■登録ID2318

 後鳥羽上皇が当地御通過の折りこの地区へ仮泊された御館のあった所ということから屋形所というとか。「鳥羽院山教信寺由来記」によると、後鳥羽上皇が隠岐に流されるとき、苅田郷の領主西川家房が自分の領地である神埼郡絹巻里に上皇を移し、上皇はその地で延応元年(1339)に崩御されたという。それでこの地を鳥羽院と称した。後世では鳥羽院と書いて「とばえ」といっている。

出典:大和町史P.613

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