岩松軒

岩松軒

■所在地佐賀市木原一丁目12-10
■年代中世
■登録ID2348

【名称(山号)】黄梅山岩松軒
【宗派】曹洞宗
【開基】龍造寺隆信の実弟長信(初代多久邑主)
【本尊】聖観世音菩薩
慶長6年(1601)2月、長信64歳のとき、入道して天理元信と改称して聖観世音菩薩をこの本尊として安置した。のちに高伝寺和尚を通じて岩松軒と命名した。
慶誾寺3代文応和尚を招いて開山とし、妙郷1千部の読経を修めさせた。この寺は、長信の領内の水ヶ江の館にあって、境内には、石造の十六羅漢が安置されている。
昭和20年8月の空襲によって焼失したが、再建されて今日に至っている。

出典:わが郷土北川副町の歴史p125、佐賀市史年表

地図