山津地区の祭り

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山津地区の祭り

■所在地北川副
■登録ID2383

(1) 祇園祭
釈迦の教えに帰依する祭り行事として行われている。
大人・子どもが集まり、地区特有の行事であり、お経に始まり、終了後子ども達にはお菓子が配られる。(以前はご飯が出されていた)
昔、若い人(男女)が田植え後小城町の清水に行き滝に打たれ、今年の田植えに感謝すると共に農作物の豊作を祈った。農民のお米に対する祈願が表されている祭りでもあった。
(2) 若宮祭
京都八坂神社に始まり全国に広がっている祭りである。「給孤独園」仏教の教えとして行われ、疫病を追い払う、つまり厄払いの行事である。大人も子どももあらゆる病気から守ることが目的で、小さい社で大きな魚を煮て子ども一人ひとりに、ハシで食べさせていた。
(3) お稲荷さんまつり
唐津の鏡山に神社があり、7月にお参りに行き、1月は唐津からお参りに来られる。お稲荷さんなので、男女(特に女性の願い)の神様であると考えられる。お供えに「オックウさん(三角の円錐に握ったおにぎり)」が供えられている。日本で一番多く祀られている神様である。
(4) 天神さんまつり
12月に行われていた祭りで、若宮祭りと同じような祭りで、今は行われていない。

出典:山津地区の人からの聞き取り