佐野常民

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佐野常民

■所在地佐賀市(赤松)
■年代近世
■登録ID2484

文政5年(1822)12月28日に佐賀市川副町早津江で佐賀藩士、下村光贇の五男として生まれる。
11歳の時、佐賀市水ヶ江枳小路の藩医佐野常徴の養子となり、14歳の時弘道館内生に抜擢された。
藩主鍋島直正の知遇を得て、藩の艦船製造に当たり、のちに明治政府に入って海軍創設に尽力した。
大蔵卿や農商務大臣などを歴任し、日本赤十字社の前身である博愛社を設けた。
この他、日本美術協会を設立し、更に博覧会総裁も務めた。明治35年81歳で死去した。

出典:佐賀幕末明治500人(福岡博編)ほか