玉林山 正念寺

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玉林山 正念寺

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■所在地佐賀市富士町大字中原355
■年代近世
■登録ID2761

 宗派 浄土真宗本願寺派
由緒 寛永19年(1642)創立、
開基 養心(俗名松隈藤四郎)  第2世 乘西 第3世 喜海 第4世 正悦 第5世 義海 第6世 正達 7世 豊山
檀家22戸、敷地面積 266坪 建物101坪
 晩鐘の鐘銘には、第5世正達とある。これは開祖の次を第1世としたもの。(佐賀県史編纂資料、坤の巻)これによると、山号は玉林山である。
 養心は、これより前、七山村馬川で西通寺を再興し開基している。(西通寺現院主は12世松隈貞憲)後、中原に隠居所を建て正念寺を開基している。約400年の歴史を持つ寺である。
 正念寺は大正13年8月の大火により類焼、そのおり阿弥陀如来像1体と由緒覚・過去帳は運び出されている。正念寺所蔵の由緒覚・系図を拝見させてもらったが、周囲は焦げていて猛火の中を必死になって持ち出されたものであることがわかって、その時の模様がひしひしと伝わってくる貴重な資料である。現寺院は、昭和8年着工・12月に落慶し今日に至っている。

出典:富士町史下p.414、p.773〜775

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