市川の正月祭り | さがの歴史・文化お宝帳

市川の正月祭り

所在地 佐賀市富士町市川
登録ID 2792

出典資料から記載

  1月14日に諏訪神社で行われる。神事、ノオリャー(直会)の後、鬼払いと百矢的が行われる。鬼払いは、鬼の皮という竹ひごで編んだ1㎡ほどの平籠に鬼の3字を書いた紙を貼ったものを背負った2人の鬼役の若者(両親健在のものに限る)を神主が矢で射るものである。
 神主は次のような唱えごとをしながら鬼を射ぬく。
 「千早ふる神の御稜威は輝きて、天下太平、国家安泰」-山
 「東西、南や北も鎮まりて、この里村に悪魔来たらじ」-川
 「山、川、谷、峰」
 鬼の皮を背負った鬼役は、右側の者から山、左側の者が川、次に山川谷峰と神主の唱えごとに合わせて威勢よく唱えて、矢を引き抜き板の間にたたきつける。
 次に百矢的を行う。的は、直径60㎝ほどでワラでつくり、紙を貼り、中央に黒点、その周りに二重丸と上下の文字を書き、その根元に鬼と書いた丸い竹の輪をつける。生後2、3年の男児の父親が射手役となる。先ず、神主が射て、その後、男児の父親が次々と矢の数が百本になるまで射る。魔払いと村内安全、男児の無事成長を祈願するものである。
出典:富士町史下p.518〜p.519

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