吉浦史郎

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吉浦史郎

■所在地佐賀市富士町
■登録ID2871

   明治40年〜昭和58年(1907〜1983年)歌人
 明治40年旧北山村下合瀬で出生。本名爲作。史郎はペンネームである。15歳で肢体の自由を失い、76歳の生涯を閉じるまで61年間の不自由な生活を続けた。その間読書に親しみ、短歌を愛し、歌誌「アララギ」でも上位にランクされていた。詠草数千首。特に中島哀浪(歌人)との交友はむつまじく、まさに親友であり、心の友であった。昭和49年歌集「撫山集」を出版した。哀浪が命名した「撫山荘」から採った歌集名である。昭和57年英国のシンクレア・エイトン氏がこの歌集を英訳した。その英訳歌集を米国のハイスクール高校)でテキストとして使用している由。平成4年北山東部小学校内に「亡き母がお百度踏みし石佛あらはになりぬ公孫樹切られて」

出典:富士町史下p.350〜p.351