おりきんばっちゃん(蓮池バージョン)

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おりきんばっちゃん(蓮池バージョン)

■所在地佐賀市蓮池町
■年代近代
■登録ID329

「おりきんばっちゃん どけ行くかんた 目ぐすいびんば さげて つっくるびーて 鼻たれて 私しゃ中地名の(本来は私しゃ通い小路のぇ) 久保さぁんへ(本来は黒田さん) 目のようじょう いつからや おとちぃから そりゃ又きつかない とこ電信柱に 頭入(ずくにゅう)どんば 打ったくらんごとない♪」
100年程前、中地名(現在の中地)には久保眼科医院があった(現在の糸山氏邸)。広滝に発電所が出来て、大正4年に電気がきていることから考えて、電信柱は随所に立てられめずらしかったと思われる。
故におりきんばっちゃんは樺島政市の作として、蓮池の人々に親しまれている。
樺島政市の生涯は、1844年から1935年(91歳)である。
昭和49年(1974)に書かれた『芙蓉校百周年記念』の本に、100年前の中地の地図がある。100年前とは明治7年(1874)で、その地図に「久保眼科病院」が見える。樺島政市、30歳頃と思われる。このことから、樺島政市の作ではないかといわれている。

出典:ワークショップ