八戸溝

八戸溝

■所在地佐賀市八戸溝(開成校区)
■登録ID5051

八戸溝という地名は、新庄八幡神社の沿革に養和元年(1181)八戸溝と森田の氏神様として建立とあることから、「八戸溝」はそれ以前から地名があったと考えられる。
1817年の藩政時代には新庄郷八戸溝村であり、明治22年(1889)市制町村制移行に伴い、佐賀郡鍋島村の中の5村(鍋島・森田・蛎久・八戸溝・八戸)となった。
昭和15年当時、66戸・324人の集落であったが、昭和40年代の人口の増加に伴い昭和55年には、648戸・2,313人と記録されている。
平成5年に開成校区が発足したことに伴い、八戸溝自治会の一部が開成校区の新しい自治会として分離発足し、残った八戸溝・鍋島第一団地・佐賀医大八戸溝宿舎の3自治会は新栄校区へと編入され、中学校区は鍋島という変則的な区域変更を余儀なくされた。
以来7年間新栄校区で活動してきたが、町区民が開成地区への編入を希望したことや開成小学校の児童数も当初より減少したことで、平成11年4月から開成校区への編入が実現した。
平成21年の八戸溝自治会は、八戸溝一~三丁目、神園五~六丁目で、西は国道208号線(西部環状線)より東側で、北は佐賀銀行鍋島支店北側道路より南側、東は多布施川支流を境に鶴沢鉄工所の西側、南はJR長崎本線の北側に位置している。
世帯数は約700戸で人口約2,000人が居住していて、自治会の主催でコンサートの開催や町区内に存在する石造物を見て歩く会など様々な文化活動を実施して、活発な地域活動を展開している。

出典:地元自治会から