絹本着彩与賀神社縁起図 一幅

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絹本着彩与賀神社縁起図 一幅

  • 絹本着彩与賀神社縁起図 一幅

■所在地与賀町 与賀神社
■文化財指定状況佐賀市 重要文化財
■文化財指定日昭和53年3月1日
■登録ID5133

与賀神社縁起図は、延宝6年(1678)に佐賀藩2代藩主光茂夫人から奉納寄進されたものである。絹本着彩天地2.17メートル、幅1.65メートルで、筆者は永松玄偲である。
社伝にもとづき、神を感知してから社を創建し、御神幸が行われるまでの過程を、物語風に展開した画面構成となっている。画題は建物・人物・山川・樹木の4種からなり、人物をはじめとして、描写は細密で、画面の構成も整っており、大和絵風に描写されている。
筆者の永松玄偲は、佐賀の画家永松秀精の父で、子秀精は源左衛門と称し、元鍋島弥平左衛門の家臣であったが、寛保2年(1742)に絵師として本藩に召しかかえられたと伝えられる。