石造四天王像立像四躯、石造宝篋印塔一基・石塔残欠一個 | さがの歴史・文化お宝帳

石造四天王像立像四躯、石造宝篋印塔一基・石塔残欠一個

所在地 佐賀市大和町大字池上 池上地区
文化財指定状況 佐賀市 重要文化財
文化財指定日 平成9年5月23日
登録ID 5186

指定文化財

佐賀市大和町大字池上に所在する四天社は通称「しってんさん」と呼ばれている。「しってん」は四天王(してんのう)のことで、インドの古代神話に登場する神で、帝釈天の住む須弥山(しゅみせん)の四面の中腹に住し、仏法と仏法に帰依する人びとを守護するといわれている。東方に持国天(じこくてん)、西方に広目天(こうもくてん)、南方に増長天(ぞうちょうてん)、北方に多聞天(たもんてん)を配する。
池上の四天社は古墳を須弥山として高さ1メートルほどの石造の四天王を四隅に配して、中央に層塔を安置し大日如来とする。現在は破損、風化しているが、しっかりとした丸彫リ像で作者の技量の高さを伺わせる。数個の石材を組み合わせており寄木造りを思わせ、作者は木仏師である事を伺わせる。県内の石仏でこのような作例はなく、近世の肥前石工とはその彫りを異にし、平安時代の作と考えられる。
石造宝篋印塔は造りも丁寧で、形態から室町時代初頭の作と考えられる。

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