香椎神社肥前鳥居 一基

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香椎神社肥前鳥居 一基

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■所在地佐賀市久保田町大字徳万 香椎神社
■文化財指定状況佐賀市 重要文化財
■文化財指定日平成14年1月21日
■登録ID5211

香椎神社は、安元3年(1177)ごろ、この地の地頭窪田因幡守藤原利常(くぼたいなばのかみふじわらとしつね)が、久保田村矢櫃の森という所に創建したが、天明ごろ現在地へ社地替えとなったと伝えられている。祭神は、神功皇后、応神天皇、住吉大神である。
肥前鳥居は佐賀市を中心とする肥前一帯のほか、長崎県や福岡県の一部にも分布する。江戸時代初期に数多く造立され、延宝年間(1673~81)ころから著しくその数は減っている。
この鳥居は香椎神社の二の鳥居で、柱は二本継、貫・島木は三本継であるが、中型の鳥居としては二本継は珍しい。造立銘によれば、慶長11年(1606)に龍造寺政家が一門の安泰を祈願して建立したものである。