鍋島直茂誕生地

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鍋島直茂誕生地

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■所在地佐賀市本庄町大字本庄 鍋島報效会
■文化財指定状況佐賀市 史跡
■文化財指定日昭和42年2月11日
■登録ID5233

佐賀藩藩祖鍋島直茂(なおしげ)は、天文7年(1538)に清房(きよふさ)の二男として、本庄館で生まれた。母は、龍造寺家純(隆信の祖父)の娘。現在、胞衣塚(えなつか)だけが残っている。初名は彦法師丸、信安、信昌又は信生、天正17年(1589)従五位下に叙し、加賀守となり、直茂と改めた。
戦国武将・龍造寺隆信のもとで武功を重ねた。元亀元年(1570)、豊後の大友義鎮(宗麟)の佐賀攻略に際し、今山(佐賀市大和町)に陣した大友勢を直茂の果敢な働きで、敗退させた。天正12年(1584)、龍造寺隆信が島原の戦いで戦死すると、龍造寺氏の領国の取締りに当たった。慶長12年(1607)、龍造寺政家・高房の死後、多布施に隠居し、家督を嫡子勝茂(佐賀藩初代藩主)に譲った。元和4年(1618)に81歳で没す。法名高伝寺殿日峯宗智大居士。
(写真:鍋島報效会提供)