仏具類 戒体箱 一合 説相箱 二口 如意 一柄 | さがの歴史・文化お宝帳

仏具類 戒体箱 一合 説相箱 二口 如意 一柄

所在地 佐賀市大和町大字川上 実相院
文化財指定状況 佐賀県 重要文化財
文化財指定日 昭和49年2月25日
登録ID 5300

指定文化財

密教の儀式の際、法具を入れる名称の法具箱は正式には戒体箱(かいたいばこ)といい、また説相箱は居箱(すえはこ)と香爈箱(こうろばこ)のことをいっている。
戒体箱は戒文その他を納める法具で、居箱は次第・三衣などの法具を納め、香爈箱は柄香爈(えこうろ)をおく箱である。儀式の際、居箱は左の脇机に、香爈箱は右の脇机においた。
実相院に伝わるこれらの箱は、3合とも類似した構造で戒体箱は木箱の外側に金銅板を張り、縁は金銅の細板で縁取りし鋲止めしている。側面は輪宝羯摩(りんぽうかつま)などの金鋼製の金具を配し、中央に蓮実(はすのみ)形の鐶座(かんざ)をしつらえ丸鐶を通している。横37.0センチメートル、縦15.5センチメートル、総高16.0センチメートルで、蓋は上面に3個の輪宝と羯摩の飾り金具を配し、側面に金剛杵(こんごうしょ)の飾り金具がおかれている。
居箱・香爈箱は同大同構造で、飾り金具は戒体箱と同一であるが、横幅が広いため、床脚の格座間が横二区縦三区となっている。横36.0センチメートル、縦29.0センチメートル、高さ12.5センチメートルで蓋はない。
縁取板に「圓政寺・寶快代、天文元 三月日 重俊施 國嶋作」と線刻されており、中世末期のすぐれた工芸品として、その価値が高い。

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