大仙山 長興寺 

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大仙山 長興寺 

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■所在地佐賀市兵庫南2丁目16-38
■年代近世
■登録ID618

曹洞宗 本尊 薬師如来
由緒 380年前、大宰少弐の末裔下村生運を開基とし、勅特賜、仏鑑大光禅師を開山とする。
本堂は、天保年間(1830〜1843)に初代下村辰右衛門によって再建された。観音堂は昭和30年解体したが、これも同人の建立によるもので、子孫繁栄の祈願をこめて総瓦ぶきのお堂に33体の観世音菩薩を安置し、両側に不動明王、自己の木像を安置した。長く集落民の集合所となり、青少年の勉強場、遊び所に使用されて荒廃が早かった。
下村辰右衛門家の田地は兵庫町内にも多く、明治末期、養子4代辰右衛門は多額納税の貴族院議員であったが不幸にして没落した。その娘婿は「次郎物語」の著書で有名な下村湖人氏である。

出典:兵庫町史p206

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