肥筑軌道高尾駅跡

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肥筑軌道高尾駅跡

  • 肥筑軌道高尾駅跡
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■所在地佐賀市巨勢町牛島宿
■年代近代
■登録ID685

巨勢地区には大正末から昭和初期にかけて軌道(軽便鉄道)が牛島宿のアクロスの裏から蓮池、千代田に走っていた。大正6年真崎照郷などが発起人となり肥筑軌道株式会社を設立し大正6年に工事に着手し、第一次大戦で物価が上がり一度中止したが、大正11年高尾より崎村まで工事再開して12年5月竣工、24日営業開始した。始発駅はアクロス南にあって、2両編成の車両に機関車がついてヒョーッという汽笛を鳴らし牛島、西分、東西、東巨勢、千代田へと走っていた。この軌道は久留米まで延長される予定であったが、第一次大戦後の不景気で資金も続かず経営困難となり倒産して昭和9年頃廃止された。

出典:巨勢町見てあるきP.10

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