善應庵

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■所在地佐賀市本庄町大字本庄839
■年代近世
■登録ID754

曹洞宗で本尊は観世音菩薩で高傳寺の末寺である。
善應庵は光茂公が、左内様(光茂公の子6歳で早世)のお部屋をそっくり移され、お子様の菩提を弔うために、寺として建立され、寺号を移されたものと言われる。
延宝7年(1679)12月10日寺号の移しを仰せつけられ、円通院様(左内様)のお部屋を客殿に建てられた。元禄2年(1689)9月16日円通院様ご開基に仰せつけられ、寺領給米12石をご寄進のご印を差し出された。
元禄2年(1689)9月26日に本丸の持仏堂(仏間)を善應庵に移し、早世のお子様方の位牌を祀った。ご持仏堂は円明院様(お金、光茂公の娘8歳)のお部屋であった。天和2年(1682)7月23日よりそのお子様方の追善のために、法華経1万部を17か年後成就いたすようにと仰せつけられ、元禄11年(1698)結願、法会が終わって善應庵に万部塔が建てられた。

出典:かたりべの里本荘西分P.40本荘の歴史P.26

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