正里の構成と行事

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正里の構成と行事

■所在地佐賀市本庄町
■登録ID846

正里区は500年以前に干拓新地に入植し、住みついて出来た集落である。
西は本庄江湖のほとり八龍神社、東は八田江湖のほとりに粟島神社(共に海神)を祀っている。この両地を結ぶ八田、袋、末次、正里、八龍、今津の線が当時の海岸線であったと推察される。
南に流れる呑郷の堀底から、泥土揚げの時には有明海の貝殻が砂中に広がっているのがわかる。
天明年間の地図によれば、正法寺外一庵があったが、現在は墓だけが残っている。
正里区の出入り口には、皇大神宮、お地蔵さん、庚申さん、観音さんを祀って、疫病、災害の侵入より守っている。

出典:本荘の歴史P.54