楠神社

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■所在地佐賀市白山1丁目3-2
■年代近世
■登録ID985

安政3年(1856)、佐賀藩執政鍋島安房が楠公像を遷し、八幡神社の境内に尊像を祀り、「楠社大祭」を執行した。これが現在の楠神社のはじまりである。
奥の神殿には、楠正成、正行(まさつら)の父子像が御神体として祀ってある。
毎年、5月25日に例祭が行なわれ、昭和10年には大楠公六百年祭が盛大に営まれ今日に至る。

楠正成がその旗に印した文字が「非理法権天」である。この記念碑は、楠公神社のすぐ前に建っている。
非は理に勝つこと能はず
理は法に勝つこと能はず
法は権に勝つこと能はず
権は天に勝つこと能はず
天は宏大にして私無し
人生幾多の波瀾曲折あれどついに天を欺くこと能わず又、天に逆らうこと能わざることを意味する言葉である。

出典:ふるさと勧興(P.3)

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