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■所在地佐賀市白山1丁目 ■年代近代 ■登録ID987
唐人町土橋横から県庁通りに入る場所に架かる橋。 明治35年、明治天皇統監の陸軍大演習が熊本地方で行われた。その帰途、天皇陛下を佐賀にお立ち寄り下さるよう大隈重信を通して運動したが成らず、ご名代として小松宮彰仁殿下がお越しになられた。 殿下は、その年の11月に佐賀駅到着の後、竣工したてのこの橋を通られ、県庁の行在所に入られた。殿下がお通りになるため「御幸橋」と名づけられたものである。 当時の「親柱」が龍造寺八幡宮の社務所東に保存してある。
出典:ふるさと勧興(P.7)