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「大和町」「民俗・芸能・習俗」「行事」は26件登録されています。

  • さなぼり(早苗祭)

     「さなぶり、さなぼい、さのぼり、さなぶい」ともいう。山手の地区では「おいたて」ともいっている。7月上旬ごろで本来は田の神が田植えの終了を見届けて帰り上がる日であるといわれている。農家ではいちばん骨折る田植えが終わり、無事すんだというお祝いで各家庭でご馳走を作り慰労をするものである。この日はもち米の粉であんこ入りの饅頭を作るが、その饅頭を蒸す時は、山から「まんじゅうしば」という円形の葉っぱを採っ...

  • 盆綱引き

     大久保地区その他数地区で盆行事として行われていた。男の子たちが地区の各戸から「すぐりわら」なら小手3束、「しびわら」なら大手1束(小手30束分)わらのない所はそれに相当する金をもらい集め、しびわらはきれいに下葉を落し、それを直径3cmくらいに束ね直し、13日の夕方から地区の青年男子に頼んで直径20cm、長さ7、80mにも及ぶ綱を夜遅くまでかかって編んでもらった。青年たちは浴衣の肩はだを脱ぎねじり鉢巻をしめ、3...

  • 灯つけ

     村の鎮守の夏祭りは祗園と呼び、この行事は青年男子が担当した。鎮守の境内には守護神の外に地蔵尊、観音、大日如来、弘法大師、日蓮等いろいろの神仏がまつってあり、また地区の外れなどにも六地蔵、念仏塔、馬頭観世音等がまつってあり、これらの守護神以外の神仏の祭りは灯つけといって男児の担当であった。各戸から豆や金等を喜捨してもらい、昼間に清掃して夜参拝してもらう。参拝者には煮豆や菓子をやる。主神には「ご...

  • 荒神さんずもう

     12月24日、村の男の子たち(主に小学生)が集って、むしろを持ちながら各戸ごとに、庭中にむしろを敷いてすもうをとって回る。各家庭では荒神さんの神棚にごっくうさん3個とお賽銭をあげておく。すもうをとり終わると子どもたちは、ごっくうさん2個とお賽銭をもらって帰る。全戸回ってしまうと1軒の家に集まり、もらったごっくうさんをおかゆにして食べる。このおかゆの中に銅貨を入れてすくった者がもらってよいことになって...

  • 彦山まいり

     豊前(福岡県)の英彦山に長途の参詣をするのを「彦山まいり」といった。これは3、4月ごろの農閑期に行われ、汽車を利用する者は往路田代駅で下車し、付近の景勝地または他の神社仏閣にも回礼して彦山に詣で、帰途は遠回りして汽車で帰るのが普通であった。彦山での宿泊は主として帰依の坊跡を尋ねるのを例とした。下山の際は彦山名物の飯杓子、ぞうり、土製の鈴等を買って帰り仲間に配った。この参詣のための経費作りには、...

  • 三夜待

     これは大和町のほとんどの地区で今も行われている。毎月の23日を中心としてその前後に参加 の家を順に当番制で集まるが、昔のような宗教的な意義はなく単なる親睦会となっている。「まち」というのは古語で「まつり」のことである。三夜待は二十三夜の尊、月読命、あるいは三日月様と呼ばれる神々をまつるということで、当事者は前の当事者から渡された三夜様の像の掛軸を床の間にかける。普通、三夜待の神は女神だから男がま...

  • 六夜待

     男の三夜待に対して主婦たちが毎月の26日の夜、順番に当番をきめて集まる。大地区では古賀別にしているようである。これは野菜のあえものとか煮豆とかお茶菓子程度の簡単なものが普通のようである。これも本来は陰暦の正月と9月の二十六夜の月の出には弥勒三尊が現われるというので月待ちをしたことから起こったものであるが現在は親睦の程度である。一説には、この26日は怪盗石川五右衛門が生まれた日で、この日懐妊しないよ...

  • お日待

     毎年11月14日に行われる祭で、三夜待が月の祭であることに対してこれは太陽神に対する祭での日は太陽に休んでもらうということらしい。これは三夜待ほどのご馳走もなく、また男女の区別もなく1戸から1人出席し、酒肴はなく夕食(もとは中食)を共にし、あとは憩いの時間となったのであるが、この祭はほとんど廃れて今は見られないようである。

  • 彼岸ごもりと遍路

     彼岸は春分と秋分の日を中心としてその前後3日間ずつ合わせて1週間をさしていう。彼岸という言葉は仏典から出たもので梵語の波羅密多の漢訳でくわしくは「到彼岸」という。つまり迷いの此の岸(現実の生死という苦悩の世界)から悟りの彼の岸(理想の涅槃の世界)にいたることである。1週間にわたる彼岸会のことで印度や中国にはなく日本独得のものである。彼岸には墓地の清掃をして墓参をする。また、餅やおはぎ、だんご等を...

  • おとう夜

     とうやは「燈夜」叉は「常夜」で9月30日の神渡し(神送り)燈夜、10月30日の神受け(迎え)燈夜、氏神に弁財天を祀ってある所では「みの日燈夜」、12月の冬至の夜の「冬至燈夜」など種々ある。夕食後鎮守のお堂等へ地区の人が集まり、お燈明を上げて祈り、お茶やお茶うけ等を持ち寄って一夜を明かす。陰暦10月は神無月といって各地の神々が縁結びの相談のため出雲に神集いされるという伝えや田の神が里へ降りてきていたが稲の...

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