四万六千日

四万六千日

■所在地佐賀市東与賀町
■登録ID1078

旧7月10日(新8月10日)は、観世音菩薩の縁日で、この日の参詣だけで四万六千日参詣したのと同じ功徳があるとされた。「豆茶講」ともいい女の子は豆やお金を各家から集めて、煮豆をつくり菓子を買って参拝人の接待をした。
搦西では祗園から四万六千日まで、青年が船で砂をとってきて観音堂に盛砂をした。青年会に入りたての青年が毎夜砂を高めていたという。また、四万六千日とは別に観音の縁日である18日に女の子が、豆観音講をする集落もある。

出典:東与賀町史P1035