西の宮(搦の山)

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西の宮(搦の山)

■所在地佐賀市東与賀町搦
■年代近代
■登録ID1130

搦村落で最大で高貴の宮は「西の宮」で、通称を「搦の山」と言い、海に関係の深い龍王さんと金毘羅さんを石の階段35段その山頂に祠を構築して祀っている。この「搦の山」は今から100年前に当時の若い青年団員等が協力し団結して、幾百日を費して築き上げたという、まさに汗と力の結晶で、一つは遠くの海上よりの目標となり、また高潮時における海水の被害を防ぎ避難の場所ともなったのである。

出典:東与賀町史P1182

【神社名】通称を「搦の山」という
【祭神】龍王と金毘羅権現
【境内地】龍王(搦の山)376㎡
【由緒】
高い山頂にあって石の階段が35段もあり、その頂上に祠がある。頂上に龍王さんと金毘羅さんを合祀している。昔は村落の辻にあったが、明治頃に当時の若い青年団員が幾百日も労働して築き上げた貴重なお宮である。
高い山頂にあるので、遠くの海上より航行中の船の目標となり、また海岸における高潮時の避難場所ともなったのである。
金毘羅権現は万延年間(1860年代)に祀られたものである。東の宮のお地蔵さんが天保4年(1833)のことで二つを合わせ考えると、搦村落の誕生がほぼ想像される。

出典:東与賀町史p1117

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