天満宮

天満宮

  • 天満宮
  • 天満宮
  • 天満宮

■所在地佐賀市東与賀町大字下古賀(梅田)
■登録ID1138

梅田公民館の南側の境内に氏神様として、菅原道真公を祭神とする天満宮がある。新しい村作りはよい子を育てることにあることから、幼年時代からよく勉学に励み将来この村落を背負って立つ立派な人間になってくれよと祈念して、まずは天満宮を祀ったのである。この天満宮の外に境内に身代り観音を祀ってある。昭和49年7月にこの邑の3歳になる女の子が交通事故に遭って死亡したことから悲しみに耐えず遂に身代り観音の建立となったのである。
氏神としての天満宮祭は毎年10月25日、夏祭りの祗園は8月13日、観音祭は8月7日が例祭日である。例祭に必要な経費は、各家々から徴収したり寄付するのではなく、日頃普段に上がったお賽銭で賄い年間の4万円ぐらいで楽にできるとの事である。また毎日毎日のお茶・お水・御仏飯等は当番制で家廻しに用意し、次々に諸道具を送ることになっている。この村でも以前は子どもの行事として、この境内にほんげんぎょうもやったが今日では廃止している。

出典:東与賀町史P1187

【祭神】菅原道真公
【儀祭】10月25日、夏祭り8月13日
【境内地】33.37㎡
【由緒】
昭和33年12月の建立。子ども達がよく学びよく勉強して、将来村落の発展に貢献してくれることを念願して天満宮を祀った。村落の名称も梅と天神にあやかって「梅田」と命名されたという。
東与賀町でも、新しい村落であるので他の村落のように古い石像などはないが、境内の入口に身代観音を祀ってある。昭和49年7月に建てられたものである。当時3歳の女の子が交通事故でなくなったので、その慰霊と交通安全を願って祀られたものである。

出典:東与賀町史p1118

地図