牛島天満宮の飛び梅

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牛島天満宮の飛び梅

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■所在地佐賀市東佐賀町15-30
■登録ID2546

昭和15年10月23日の佐賀新聞によれば、神埼郡千歳村崎村の出身で東京に住む三浦光二氏が千歳村の庭内に太宰府天満宮の『飛び梅』の芽生を移植した老木があることが判り、その老木の根元からさらに芽生えた梅の木が献木されたとの記事が掲載されている。三浦光二氏の曾祖父に当たる肥前蓮池藩士古賀源太輔は、毎月太宰府天満宮に月参りを続けるうち、当時の宮司小西摂津守と昵懇になり、同神社の御更衣祭に際して、菅公着用の御衣の一片を拝領更に文久3年同神社境内にある安楽寺、司務正別当.延寿王院の法印信全から菅公御尊容にと『飛び梅』の芽生えとともに墨附を拝受されたのである。太宰府天満宮の『飛び梅』は醍醐天皇延喜5年の社殿造宮以来しばしば兵火の難を受け、現存するのはその代樹であるが、奇しくも佐賀県に太宰府天満宮の『飛び梅』の老木が見つかったのである。

出典:ふるさと循誘 (P.39)

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