金立に生きる徐福の伝説

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金立に生きる徐福の伝説

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■所在地佐賀市金立町
■登録ID1773

 徐福が始皇帝の命を受けて海上の神仙島に不老不死の霊草を捜しに出かけた話は中国最初の正史「史記」に明記するところで紀元前3世紀(200)頃の出来事である。
 孝霊天皇の72年秦の始皇帝方士徐福をして東海に入り不老不死の薬を求めさせた。徐福は男女数千人を率いて日本にきて止った。徐福の一行は海路有明海に入り一度は竹崎に上陸したがその後沖の島を通って三重津に渡りつき金立山に向かったといわれている。
 金立山に入ってからは、弁財天の加護と里人の援助によって、不老不死の霊草をさがし出すことが出来た。しかし、徐福は何故か故国に帰る望みを捨てて永くこの地にとどまって里人に親しまれ、一生を終わった。生前の善事が里人の追慕するところとなって、今日まで金立大権現と尊崇されているといわれている。

出典:金立・久保泉地区文化財要覧p.17

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