講塔

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■所在地佐賀市鍋島町
■登録ID2621

 信仰を同じくする者の集団を講と呼び、江戸時代以後伊勢講、英彦山講、観音講、不動講、三夜講などが、観睦的要素、相互扶助的性格を強めて盛んになった。こうして太神宮講は伊勢大神宮を崇敬する人々によって構成された講組織であり、伊勢講とも言われる。伊勢講の人々によって建立されているのが伊勢講塔(大神宮講塔)であって、県内各地に造立されている点から、江戸時代以後伊勢講や伊勢参宮の盛行を知ることが出来る。鍋島町内には各地に大神宮塔がある。

出典:鍋島町史p.164