四天社 | さがの歴史・文化お宝帳

四天社

所在地 佐賀市大和町池上
登録ID 2133

出典資料から記載

 池上地区の北部、楢田へ通じる道路の北側に小高い築土の上に四天社があり、土地の人は「しっ天さん」と呼んでいる。中央の多宝塔は大日如来を祀り、それを囲んで四隅の石像が四天王である。東方には持国天、南方には増長天、西方には広目天、北方に多聞天の順に建っている。四尊像は等身大に近く、長い年月の間風雪にさらされて一見石塊のように見えるが、よく見ると邪鬼を踏まえて目もと口もとに厳しい表情があり、守門の護法神にふさわしい様相をしている。邪鬼はユーモラスな表情である。中央の多宝塔の軸部は三層になっており、屋上の相輪は宝珠型で、塔礎や屋根には飾り彫りを施してある。初重の軸部の四面には東方に阿○、南方に宝生、西方に阿弥陀、北方に不空成就(釈迦)の四方仏が刻まれていたらしいが、ひどく磨滅していて現在では判然としない。四天王は仏教が起こる以前からインド人の間に信仰されていた神である。
聖なる山として須弥山の頂上に住む帝釈天の眷属で、山の中腹の四方にある門を守護する神とされている。その後仏教的世界を守る神として、密教的信仰が発展した。池上の四天王は現在、神として祀られている。
出典:大和町史P.552〜553

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