フクニニャー(福荷ない) | さがの歴史・文化お宝帳

フクニニャー(福荷ない)

所在地 佐賀市富士町
登録ID 2790

出典資料から記載

 東高野岳と西高野岳の集落では、1月14日の早朝5時ごろから、集落はずれの山に祀られている地蔵など数か所の神仏に参る。小さな袋に数合の米を入れ、1mほどのオークの先にくくり、肩にかけて山に登る。神仏には30㎝ほどのゴウヅエ(業杖・剛杖・強杖)と米一つかみを供えながら登って行く。ゴウヅエには人間の業がつまっているという。参拝を終えて、火を焚きながらしばらく談笑し、7時すぎに山をくだる。このときに「オブニャー(重いなー)、オブニャー」と大声で叫びながら帰る。筑前まで聞こえるように大声をあげる。袋に福がたくさん入って重くなったという意味で、家に帰り袋をおろすときに「こなたに、どでんどっさい」という。残った米はアオナや餅を入れて食べる。
出典:富士町史下p.516

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