古湯浮立 | さがの歴史・文化お宝帳

古湯浮立

所在地 佐賀市富士町大字古湯
登録ID 2816

出典資料から記載

 由来は明らかでないが、一時、後継者難で昭和29年を最後に途絶えていたが、昭和56年に復活をした。現在は10月第1日曜日に古湯と貝野が合同で奉納する。
(1) 次第
区長宅の前に浮立出演者が全員集まり行列を旗(古湯鉦浮立保存会)−御神灯(2名)−鉦(古湯連中10名)−笛−大太鼓(貝野連中10名)−モリャーシ−銭太鼓−扇子舞の順で、道行きを奏しながら淀姫神社にむけて出発をする。囃子は到着まで続けるのではなく、出発と町の中心部、神社近くで奏する。
 一連の浮立を一庭という。一庭は、道行、鳥居かかり、ヤホウハイ(八方拜)、マクリ、オマチン返し、道行という構成である。
 道行は移動のときに囃す曲で、鳥居かかりは鳥居くぐり神社境内にはいるときに囃す曲である。境内では拝殿前から鳥居までに鉦打ちが縦に左右二列に並び、古湯連中と貝野連中が左座と東座に別れる。銭太鼓、扇子舞、モリヤーシ、大太鼓は鳥居の前に位置する。ヤホウハイ、マクリ、オマチン返しは境内で囃される。
 淀姫神社と諏訪神社での奉納
 初め淀姫神社への奉納では、左座が古湯連中、東座が貝野連中が位置し一庭打つ。次に右廻りに一巡して貝野連中が左座古湯連中が東座につき、諏訪神社に一庭奉納する。
 貝野地区での奉納
 公民館前で、三養基郡中原町の綾部八幡神社と貝野の裏山に祭祀されている綾部八幡神社の分霊あんやさんに奉納する。屋敷で、七郎社へ奉納をし、次に龍王・地王・蔵王へ奉納し、ついで貝野区長宅で奉納し、午前に予定されている奉納が終了し昼食となる。
 古湯地区での奉納
 午後からの奉納は、古湯山崎の富士町建設業組合前の駐車場に集合し、次の個所で奉納する。
 松森稲荷神社、忠魂碑、富士小学校、鶴霊泉薬師尊、権現社、稲荷社、英竜温泉薬師尊、古湯区長宅(現在は古湯公民館)で一庭打って浮立行事がすべて終了する。
出典:富士町史下p.585〜p.588

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