ナキビス地蔵とアガイ地蔵 | さがの歴史・文化お宝帳

ナキビス地蔵とアガイ地蔵

所在地 佐賀市嘉瀬町大字中原 若宮社
登録ID 4

出典資料から記載

 中原公民館横の広場に、赤い胸当てをつけたナキビス地蔵と呼ばれる背丈約60cmの石造仏が祀ってある。ナキビスというのは涙脆くてちょっとしたことですぐ泣き出す人のことを言う佐賀の方言である。夜泣きをする子供や泣き癖の強い子供を連れ、お菓子などを供物としてお参りするとナキビスが治ると言われている。以前は、田んぼの中に田の面より少し小高い林があって、その林の中に祀ってあった。昭和58年ほ場整備事業の時に現在の地に移され、今も手厚く祀られている。 有重の若宮社の境内に、三体のアガイ地蔵が、高さ3.5mほどの土盛りの上に祀ってある。この地蔵は高い所に上がるのが好きな地蔵といわれ、お参りする時に土塊をあげると地蔵が大変喜ぶ。そんなわけで昔から土塊を持ってお参りしていたので、土盛りがだんだん高くなって今の高さになったと言い伝えられている。昔は馬に鋤を引かせて田を耕していたので大きな土塊を簡単に手にすることが出来たのである。今は土塊をあげるものはほとんどいないが、数年おきに近辺の者で嵩上げをしている。
出典:嘉瀬町史 (P.167)

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