東与賀銭太鼓

東与賀銭太鼓

  • 東与賀銭太鼓

■所在地佐賀市東与賀町 東与賀銭太鼓を育てる会
■文化財指定状況佐賀市 重要無形民俗文化財
■文化財指定日平成19年9月26日
■登録ID5219

明治後期に、島根県出雲地方から東与賀町の今町や船津地区に伝えられたといわれている。まつりや祝いの席で披露されていたが、戦後次第に衰退し中絶していた。平成3年3月に町内の有志によって「東与賀銭太鼓を育てる会」が発足し、現在は町内外での特別な行事の中で広く披露されている。
銭太鼓は、30センチメートルほどの竹筒の両端に穴あき銭を数個針金に通して取り付け、振ると中で銭が触れ合ってでる音を利用したリズム楽器である。民謡などに合わせ、両手に持った銭太鼓がくるくると空を舞ったり、床に打ちつけられたりして、銭太鼓特有の澄んだ音がでる。