老松神社その1

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■所在地佐賀市兵庫町若宮
■年代古代
■登録ID606

祭神 菅原道真の室
由緒 巨勢神社の由緒記によると、源頼朝が家来を諸国の地頭に任じていた頃、建久5年(1194)武蔵国7党の随一であった児玉党の宗家である参河守俊治がこの地方に下向して、本城を牟田に築き、故国の氏神であった老松大明神を勧請し、巨勢庄500余町の崇廟とあがめた。なお老松明神の他に、淀姫大明神、天満宮、乙宮大明神をあがめたので4社の明神ともいった。その後、花園法皇の延慶年中、立川阿波守一族が、鎌倉の今泉村から当国に下向し、巨勢の地に場所を選んで今泉村と称し、そこに館を築いた。そして巨勢庄の崇廟である老松大明神を今泉村に遷し、その後宮に老松天満宮をあがめたとある。老松神社の主祭神は道真公の北の方、老松女となっているが、鳥栖市の瓜生野にある老松社の由来記によると、道真公の第5子長寿麿が、この地で亡父の像を自ら刻んで祀ったが、長寿麿の家の名を老松といったので、その名をとって付けたともいう。

出典:兵庫町史p199

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