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[指定文化財][国登録有形文化財][循誘校区]は2件登録されています。
指定文化財 国登録有形文化財 循誘校区
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野中烏犀圓
登録有形文化財
野中家は、「野中烏犀圓(のなかうさいえん)」の製造販売を家業とする老舗で、初代源兵衛氏が寛政3年(1791)の創業であり、寛政8年(1796)には、生薬「烏犀圓」の製造販売が藩から許されている。 この時に烏犀圓建物が建築されたと伝えられている。冷善楼と呼ばれる座敷と店が古く、それ以外の部分は昭和初期の増築である。座敷に掛けられている「冷善楼名記」には、文政3年の奥書があるので、文政3年(1820)以前に建てられたことを裏付けている。 広く街路に面する漆喰壁、正面中央の大破風、看板を吊るす屋形が江戸期の商家の風情を伝え、長崎街道の歴史的景観形成に寄与している。
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願正寺 本堂、貴賓室、大広間、大玄関、鐘楼、山門 計6件
登録有形文化財
構造、形式、建築年代、登録基準 次のとおり 本 堂:木造平屋建、瓦葺、建築面積805 ㎡【登録基準(二)】 元禄15(1702)年/明和2(1765)年改修 貴賓室:木造平屋建、瓦葺、建築面積109 ㎡/18 世紀前期【登録基準(二)】 大広間:木造平屋建、瓦葺、建築面積288 ㎡/昭和9(1934)年【登録基準(一)】 大玄関:木造二階建、瓦葺、建築面積180 ㎡/昭和9(1934)年【登録基準(一)】 鐘 楼:木造平屋建、瓦葺、建築面積14 ㎡/明和5(1768)年【登録基準(一)】 山 門:木造、瓦葺、間口4.6m/大正前期【登録基準(二)】 佐賀城跡北に位置する佐賀の中心的浄土真宗寺院。境内中央に西寄りに本堂を建て、東側の中庭を囲うように貴賓室、大広間及び大玄関を配す。本堂の南東に鐘楼を建て、境内南辺に山門を開く。本堂は正面九間、奥行八間半、入母屋造本瓦葺で九州有数の規模と古さを持つ。貴賓室は、切妻造桟瓦葺で簡素ながら上質な藩主御成間と伝わる書院。大広間は、南北に長大な平面を持ち小屋組にキングポストトラスを用い大空間を実現。大玄関は、切妻造桟瓦葺で無柱の大空間が特徴。鐘楼は、入母屋造本瓦葺で佐賀城下の時鐘として用いられたと伝わる。山門は、四脚門で透彫ぼりや鈁金具など随所に浄土真宗寺院らしい華やかな装飾を見せる。 ※写真は本堂、山門、鐘楼