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[民俗・芸能][民俗芸能][嘉瀬校区]は2件登録されています。
民俗・芸能 民俗芸能 嘉瀬校区
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嘉瀬浮立の始まり
秋の彼岸が過ぎて10月に入ると、日暮れから浮立稽古の鐘や太鼓の音が聞こえ始め、鎮守の神のお祭り(おくんち)の近いのを知る。おくんちと浮立の結びつきは200年ほど前にさかのぼる。鍋島藩第八代藩主治茂の頃、天然痘(疱瘡)が大流行したので、治茂は難病回避と五穀豊穣を願って祈祷を命じ、神社に浮立を奉納させたのが始まりといわれている。
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浮立
・荻野には乙護神社があり、字荻野と野田東原が氏子で秋の収穫祭として神社に浮立を奉納している。(供日)・昭和50年代までは10月21日に奉納していたが、稲の収穫日、子供の参加等で現在は10月の体育の日となっている。・昭和30年代までは青年団で浮立をしていたが、以降若者が少なくなり、子供が参加して現在に至る。・戦中、戦後は出征者の家、戦死者の家を廻っていたが、現在は地域の役員宅を廻っている。野田、東原が浮立をしないので、荻野が毎年行う。