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土取橋 (どとりばし)
練兵場の名残として、橋の欄干に「土取橋」の名称が残っているものである。 この場所付近一帯は、明治時代後期、日本陸軍「第55聯隊」の兵営・練兵場等建設のため、埋め立て用地の土砂を採掘したために一面堀となっていた所である。 終戦後暫くして、その堀はまた埋め戻されて、宅地造成がなされ、新たな水路の上に昭和44年4月、このコンクリート橋が成工された。 当時の関係者が兵営建設を経ての練兵場・兵営施設の存在等の歴史、事実を後世の人達に忘れ去られないようにとの配慮から、この橋の成工を機に命名されたものである。 この橋自体には、名称以外に歴史を伝えるものはない。
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伊勢神社の石造肥前鳥居及び肥前狛犬像 一対
重要文化財
石造肥前鳥居の特徴は、笠木・島木・貫・柱が通常、2~3本の継材で形成されており、笠木と島木が一体化して木鼻は流線形になっている。さらに、柱の上端の笠木・島木を支える部分には、台輪が必ずつけられており、楔は使われていない。 慶長12年(1607)の造立銘があるこの鳥居は、笠木・貫・柱いずれも3本継ぎで、肥前鳥居の特徴をよく現わしており、造立年代の古いもののひとつとして価値が高い。 石造肥前狛犬は、一般に小形で、姿態は静的であり、また、その彫法は簡潔で素朴なものである。前面と側面を浅く彫り、全体は、丸彫り的に彫整され、前肢をそろえ、前肢の関節を節形に区切をつけて、表現している。後肢は屈して前に伸ばし前肢に接する。 背は半円形、顎は角ばって張り出し、口は顎いっぱいに浅く陰刻している。側面、背面は、極度に簡素化され、毛髪等も数条の線と頭部の項目尻尾、前肢、後肢を浮彫的に表現しているのみである。 在銘のものは少ないが、寛文7年(1667)の造立銘があるこの狛犬は、市内でも最も古い作として注目すべき価値を有する。