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野中烏犀圓
登録有形文化財
野中家は、「野中烏犀圓(のなかうさいえん)」の製造販売を家業とする老舗で、初代源兵衛氏が寛政3年(1791)の創業であり、寛政8年(1796)には、生薬「烏犀圓」の製造販売が藩から許されている。 この時に烏犀圓建物が建築されたと伝えられている。冷善楼と呼ばれる座敷と店が古く、それ以外の部分は昭和初期の増築である。座敷に掛けられている「冷善楼名記」には、文政3年の奥書があるので、文政3年(1820)以前に建てられたことを裏付けている。 広く街路に面する漆喰壁、正面中央の大破風、看板を吊るす屋形が江戸期の商家の風情を伝え、長崎街道の歴史的景観形成に寄与している。
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吉祥山 萬福寺
宗派 臨済宗南禅寺派 円通寺末寺 由緒 初め龍門際水禅師が開いた禅庵だったが、次代字堂禅師当時を拡張として開基とし、寺名を萬福寺とした。字堂禅師の死去が永正4年(1507)1月4日であるので、創建は文明年間(1470年頃)とみられている。寺院の建物は土地の豪族合瀬因幡守右衛門尉、法名宗智雄本大禅定門建立とされる。三瀬城主神代長良の子千寿丸が手習いに通った寺で、虎山和尚の筆塚がある。千寿丸とその妹が若くして死去したので、その墓がある。