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売茶翁
売茶翁は俗名を柴山元昭といい、蓮池藩に仕える武士の子として西名に生れた。 少年の頃、東ノ巨勢、龍津寺に学んだが上洛して宇治の黄檗山万福寺に入り、のち諸方を行脚して再び京に帰り、享保20年、61歳のとき、東山に「通仙亭」という茶亭をかまえた。 『落栗物語』という書物によれば、頭はまるで、まっ白な蓬(よもぎ)を頂いているように白く、髭はひざにまで届きそうであった。大きな篭の中に茶を煎じる道具を入れ、それを荷なって風情のある所で茶を煎じ、「茶銭黄金百鎰より半文銭まではくれ次第、只のみも勝手、只よりは、まけ申さず」と貴賤の区別なく、茶を振舞ったという。 売茶翁の偈語(げご)の中に「相国寺にあそび楓樹の下で茶を煎ず。」というものもあり、「大典禅師をたずねて相国寺におもむいた。」ともある。翁はいつも大きな籠を背負っており、その中に入れられた18種の道具には高僧文人の詩文が書き込まれていたと言われる。 煎茶道の開祖と言われる。 生家は、西名道畹端にあったがのち北名に移り、現在建物の一部は大橋(大宝家)に残っている。
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四面神社のクスノキ
境内には5本のクスノキが見られるが、最も大きいのは、社殿の東にある個体で、胸高直径0.9m、高さ8m。ノキシノブが着生しており樹勢旺盛。