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上新ケ江の若宮社
国道207号線久保田宿の西交差点から南に行けば上新ヶ江の交差点がある。この交差点から西に行けば、道路北側に若宮社がある。 八幡社の祭神は応神天皇で、その御子の仁徳天皇を祀ったのが八幡若宮と言われている。外に春日若宮もある。しかし、町内の若宮社がどちらであるか分からない。若宮さんの祭りは12月15日。朝、氏子の男たちが社に集まり、お神酒を頂く。夕方は家族揃ってお参りをし、酒食を共にしながら歓談した。 また、2月1日は、百手祭りが行われる。当番は前日竹で作った弓・矢と、竹を組んで障子紙を張った直径2尺の的を作る。祭りの当日は、各自1年間の家族の安全・健康と作物の豊作を祈りながら矢を放ち、運勢を占う。 旧暦の6月15日は、子どもたちによる豆祇園が行われていた。
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日子神社の大神宮塔
日子神社境内の北側に2塔設置してある。2塔共に「天照皇大神宮」の銘が刻まれている。 東側の塔は、建立年代は、「元禄」の文字しか読み取れない。年代は、1600年代に建てられ、下の部分に、施主15名の氏名が刻まれているが、土中に埋まり読み取ることが難しい。 西側の塔は、さらに年代が古く、天照皇大神宮の銘がやっと読み取れる程で、施主名も10数名刻まれているが風化して読めない。 県内では、伊勢皇大神宮を信仰する伊勢講が盛んに催されるようになり、講仲間では、資金を積み立て講金を路銀にあて、講仲間の数だけ神札を受け、帰村して配付した。また、路傍の田で新しい稲の品種を見かけたら持ち主から種籾をもらい受け、上方の文化と共に全国に普及していった。 境内にある大神宮塔は、代表で参詣に行った記念塔として建立したものである。 伊勢詣りは別名「おかげ詣り」と呼ばれ、60年毎に爆発的に流行した。これは、当時の封建政治に抑圧された庶民の対抗的な集団行為ともとらえられた。