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刀 一口 長巻なおし 銘正平十□肥州末貞
重要文化財
末貞は肥前では数少ない古刀類の刀工で、南北朝初期の14世紀中頃塚崎庄(現武雄市一帯)に住したといわれる。彼の作刀は現在2口が判明している。作風からみて肥後の延寿(えんじゅ)一派とみることができる。 この長巻は中心銘を折り返しにしたもので、もともと長巻として使用されていたものである。肥前では数少ない古刀期の刀で、龍造寺隆信の佩刀(はいとう)といわれる。 法量:長さ62.26センチメートル。 反り0.8センチメートル。 形状:長巻(ながまき)(薙刀の一種)の中心を折り返して刀に作り直している。銘は折り返し銘、庵棟(いおりむね)、表裏に腰樋が中心の中程まである。 鍛:小板目肌で流れ柾(まさ)がまじり、ざんぐりとしている。白気(しらけ)で棒映りが現れる。 刃文:小乱れ調の中直刃、刃ぶちに小沸がつき、小足がよく入り働きがある。 帽子:中直刃の焼きづめ。 中心:折り返し、鑢(やすり)目切り、目釘穴2個、先切り。 (写真:鍋島報效会提供)
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廻国塔
釈迦入滅後、弥靱菩薩がこの世に現れるまで、大乗妙典と呼ばれる法華経を66部書写し、全国66カ国を巡り、国ごとに代表的な社寺1カ所に1部づつ法華経を納めることを目的とした、廻国の巡礼者が建立したものである。