太田神社で5年に一度行われる秋の例祭に奉納される浮立で佐賀平野に伝承する天衝舞浮立の一種で、神輿のお供として従う。道行きの順序は神輿を先頭にモラシ、笛吹き、太鼓、鉦打ちの順で「道行き」を囃しながら従う。神社参道にはいると「長道行き」で神前まで進み、モラシが中央に2列に向かいあって並び、その後に鉦打ちがひかえる。太鼓打ちは謡いにあわせて太鼓を打ち、謡いが終わると神前まで進み神の前の所作を行う。神の前は大太鼓打ちにより本囃子・マクイの順で行われる。マクイには、トートーヘイコ…と続く囃子歌を全員でうたい舞う。神の前が終わると花浮立を数曲舞って打ち込みの囃子にあわせ、神殿を巡って終わる。花浮立を数番行って「打ち込み」の囃子にあわせて神殿を巡って終わる。