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[旧佐賀市][ 行事]は122件登録されています。
旧佐賀市 行事
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堀干しやごみ揚げ
現在の堀はコンクリート護岸が施され、昔の面影は殆どなくなったが、昔は両岸には柳の木や芦が生い茂り、堀の幅も広く、深くて流れは清く、鯉や鮒、鯰などが沢山棲んでいて、夏は魚釣りドウケやウケ等の漁具を使っての魚取りは村民の楽しみだった。 堀は所々に堰で区切られ、色々と堀の名前が付けられて居て、管理は両岸の水田の持ち主で管理と決められていた。 秋の供日が近づけば堀の持ち主が気の合った人を集めて堀干しが始められる。(堀を干し上て魚を捕る事) 堀干しは下流から順々に始められ、堀の水は何時も流れて居るので、上流から始めると吐水が下流に流れ魚が吃驚して逃げ出すので、堀干しは必ず下流から始められる。 水車を何台も据え付けて水を汲出して堀を干上げて魚取り皆で分けて持ち帰り、昆布巻きや焼鮒子を作り、供日のお客のもてなしに利用された。 又春には人手を集めてごみ揚げ(堀の中のがた土)が実施され、昔は化学肥料も少なかったので水田の肥料にされ、又堀は綺麗に清掃され、堀の底の日当たりの良い所にぬくめ(魚拓)等つくり魚が棲み易い様に工夫して魚の繁殖に努めていた。
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鍋島イカダ流し大会
昭和61年度から平成14年度までの15回に渡り、鍋島の西側を流れ、古今そのままの雄大さと恵み豊かな自然美を残して流れる嘉瀬川を活用して、「イカダ流し大会」を実施していた。 子ども達には冒険をとおして心身を鍛え、また協調性や社会性を身につけさせ、併せて自然の美しさを愛する心情を養うとともに、「親と子」「町区相互」のふれあいを深めるとともに、明るく住み良い町づくりを目指すためのイベントとして開催していた。 乗船場所は池森橋で、下流の嘉瀬大橋下まで約2kmのコースを流し、乗船対象者は小学4・5・6年生、中学生とし、低学年生が参加の場合は保護者同伴とした。一般の事業所等の自由参加も花を添えた。 イカダは、地区ごとに親子の手づくりで、工夫した船が作製され、材料は竹・古材木・タイヤ・チューブ・発砲スチロール・空缶などの廃材が多く活用されていた。 どこの地区のイカダにもニックネームがつけられ、ポケモン・サントアイヌ号・ほたるの里号・はばたけムッピー・七夕号・たまごっち・水族館・うるおい水辺号等すばらしい愛称できれいに飾り付けられ、懸命に作ったいかだで楽しい川下りを経験した。また、下船後には第2部のイベントとして、かき氷・バザー・ヨーヨー釣り・お楽しみ抽選会等でさらに会場が盛り上がり、川下りの人気も上昇していった。しかし、各地区でイカダを保存する場所の確保が困難となり、またイカダを製作する時間や費用が年々増大する傾向から平成16年度以降中止せざるをえなかった。