彼岸

彼岸

■所在地佐賀市東与賀町
■登録ID1066

昼夜の時間が同じになる日を中日といい、その前後7日間を彼岸といった。彼岸の入りの日をイリ、中日をチュウニチ、終わりの日をミテといってそれぞれ茶講をする。おはぎや餅をつくり仏壇に供え寺や親戚に配った。
また、観音堂ではお遍路さんのお接待をした。子ども達は、お遍路さんからの戴きものを楽しみにし、なかでもロービキ紙は、それに字を書くと上手になると言われていた。
(秋彼岸も同じ)

出典:東与賀町史P1029