弁財天

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■所在地佐賀市西与賀町
■登録ID128

弁財天はインド地方の河神として尊崇され、のちに仏教に採り入れられて金光明最勝王経に説かれている。元来は農業神であったが、音楽や智慧の神に転じ、さらに鎌倉時代以降は福徳神の性格が強くなり、七福神の一員に加えられている。
弁財天の石仏造立の目的は、池、沼、川などの水辺に祠られる水神として祠られていた。古代から信仰の対象となっている脊振山、金立山、天山などの神山には、弁財天が奉祀されている。これはおそらく農業用水の供給としての水神信仰が古くから存在していたものと考えられる。

出典:西与賀の歴史とその周辺p27

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