森永 良次
森永 良次
■所在地佐賀市久保田町
■登録ID1491
明治37年〜平成4年(1904〜1992)建設業
久保田町徳万(町東)、森永半次郎の次男として出生。大正11年3月旧制佐賀県立小城中学校(現小城高校)卒業と同時に家業の土木建設業に従事、以来50余年の長きに亘り、持って生まれた才能と卓越した事業手腕に、不屈の闘志を持って、公共事業をはじめ一般工事の完全施工と優秀な業績は衆人の認めるところである。とくに、過去30年間に発生した幾多の豪雨災害の発生時には、社の総力を傾注して応急措置及び復旧工事に命がけで奮闘努力し、会社の利益を度外視した完全施工により民生安定、地域開発に寄与した。主な工事は得仏橋・厳木ダム工事用道路・城内公園等。
昭和24年佐賀県建設業協会が発足して以来、評議員・理事を歴任、後には副会長として職務に専念、建設業者の資質の向上、会員相互の融和と協力を強調し、業界発展のため尽瘁した業績が認められ、昭和35年黄綬褒章受賞、昭和50年春の叙勲において、建設功労者として勲五等瑞宝章に輝いた。享年88歳
出典:久保田町史 p.322〜p.323