平尾天満宮境内に通称、「三日月さん」と呼ばれ、古老の話では、佐賀戦争の戦死者を祀ったものとも言われている、円形の自然石がある。石には南無阿弥陀仏の刻字があり、大乗妙典経塔のようなものと推測されている。
また、平尾天満宮から西に100m位の土手のところにも円形の自然石に刻まれたものがあり、地元では石佛さんといってお参りをしている。
地元の人は、二つの石ともにお花をお供えして祀られており、天満宮境内の石を「日」、土手の上のものを「月」といい、何らかの深い関係があるのではといわれている。
出典:高木瀬町史 P306地域人からの聞き取り