正定寺

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■所在地佐賀市川副町大字南里1301−2
■年代中世
■登録ID1945

山号   醫王山
本尊   阿弥陀如来
創設年代 建長6年(1254)
開基   満恵
沿革   聖武天皇の御宇、天平年中(729−748)、島原雲仙岳に来錫中の行基菩薩が、疫病に苦しむ川副郷民の請を入れて、この地に来て、薬師如来像7体を刻み、7ヵ所に安置し修法、疫病を終息させた際の薬師如来像を安置している。はじめ法相宗に属して不断院と称していたが、後、法蓮社満恵上人願海が、七仏薬師堂の請に応じてこの地に来て念仏を広め、醫王山不退院正定寺と改めた。
 寛永年間、鍋島勝茂の時に至って、徳川歴代将軍の位牌を安置し、寺領を寄進され、明治維新に至るまで、その厚い保護を受けた。
寺宝   本尊阿弥陀如来立像、脇士観世音菩薩像、勢至菩薩像、薬師如来坐像(伝行基作)

出典:川副町誌P.949−P.950

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