JavaScript を有効にしてご利用ください。
お宝情報/カテゴリー別
お宝情報/地域別
■所在地佐賀市大和町大字松瀬2152 ■年代近世 ■登録ID2117
深江信渓の父茂利はかねてから肥前の名刹安国寺再興を念願していたが、果たすことができないで死んだ。そこで二男杢助は父の遺志を果たすため、井手にある廃寺同然の信渓山通天庵を復興し、山号を安国山、寺号を通天寺と改め、信渓山の名称を杢助自身の号とし、深江平兵衛杢助信渓といった。信渓は賢渚和尚(後に高伝寺12世)を開山とし、信渓自身は開基となった。明暦3年(1658)2月のことである。のち通天寺は高伝寺の末寺となった。
出典:大和町史P.277〜278