佐賀馬鉄

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■所在地佐賀市北川副町
■年代近代
■登録ID2366

明治37年2月28日に、佐賀馬鉄が創立されている。10月20日に、初めて片田江から諸富間に馬鉄が走り出し、翌年には、佐賀駅まで延長された。最初は、大崎の吉原病院付近に会社が設立され、12人乗りの客車十数台と挽馬20頭が用意された。
諸富から明治橋の間を10区に分け、1区の乗車賃は、1銭5厘であった。
佐賀駅から諸富まで2里20丁(約8.2km)を、約1時間かかって往復した。
資材は、東京馬鉄が電車と入れ替えたものを譲り受けたので、車輪が擦れてよく脱線し、その上子ども達が線路に石をのせたりしていたずらをしていた。
現在は、吉原病院の所に、佐賀馬鉄の記念碑が建てられている。

出典:わが郷土北川副町の歴史p103